SDGsにいがた第1回ウェブセミナーが新潟日報社小田社長のメッセ―ジからはじまりました。
期待以上のオンラインセミナーで大変勉強になりました。
その中で私は「企業のアウトカムとニューノーマル」を考えさせられました。
コロナ渦による社会環境が変化した中、ゼネコン2社の役員の方とプロスポーツチームのお方とお話しする機会がありました。
共通したキーワードは、企業が創り出す「アウトプット(生まれてくるもの)」=経済価値中心のモノサシではなく、その先にある「アウトカム(成果)」とは何なのか?への拘りでした。
私自身も振り返ると、「withコロナ」というネガティブなキーワードも自覚して自社のロードマップに加えなくてはならない、付き合っていかなくてはならないと考えた時、今まで以上に社会的インパクトの意識が強くなることに気づきました。
本日のオンラインセミナーでは、しっかりとそれが説明されていた。
その中でも三井住友海上火災保険様のセミナー講義が分かり易く大変勉強になりました。
今やるべき体制整備やキーワードの数々…
ダイバーシティインクルージョン、アウトサイドイン、バックキャスティング、パートナーシップ、CSV…
弊社事業である「企業の働き方改革・人材不足と短時間なら働ける障がい者のマッチング事業」は、これから社会価値創造に充分貢献できるものだと講義を通じて再確認できました。
また、この後のスライドでは模範的なニューノーマル事例(障がい者就労)が出てました。
このカフェのビフォーコロナでは、障がい者が作ったモノ(授産製品)を販売していました。これはジャンルでいうとCSR・社会貢献レベルでの関りにしか過ぎません。
しかし、アフターコロナでは、事業活動の中に「サスティナビリティ」というキーワードを加え、しっかりと本業の中に障がい者就労を生み出し、イノベーションを起こしています。
カフェの中ではなく、カフェを取り巻く社会環境に意識が向いた時、はじめてアウトサイドインのイメージが出来て、未来を意識したバックキャッスティングの道筋が描かれる。
そのアウトカムが、本業+αではなく、本業の中にCSV(共通価値創造))を構築していく。
今こそSDGsは我々の事業活動の中に社会的価値を生み、これからの企業活動を変えてくれるものだと思います。
貴重なオンラインセミナーありがとうございました。