アートとの出会いから、障がい者雇用につながったお話
お話は1年前。
お客様の東京本社で実施した障がい者アートレンタルの展示がきっかけでした。
多くの従業員さまやお客さまが行き交う空間での展示を通じて、社内からはすぐに「障がい者に可能性を感じる」という声が上がりました。
そこから、障がい者雇用を“義務”ではなく“戦力”として捉えたいという意向をいただき、千葉の工場で就労がスタートしました。
当初は、支援員とともに働く「施設外就労」を半年以上実施。職場環境や人とのつながりが深まり、他部署からも「この仕事もできる?」なんて声も上がってきて、本人の心理的安全性が育まれていきました。
年末には雇用へのチャレンジのお話をいただき、支援員の伴走なしでショートタイムワークを開始。その頃には、心身ともに安定し、持続可能な状態、いわばウェルビーイングが整っていました。
今回は、従来のように「雇用してから環境を整える」のではなく、「ウェルビーイングを整えてから雇用する」という新しいプロセスでした。
それは、本人だけでなく、会社全体にも良い影響をもたらしていました。
4月1日の入社後すぐに、社員の皆さんと自然にランチに行く関係性も生まれたそうです。
この取り組みは、企業だけでなく送り出した福祉事業所にも影響を与え、「やればできる」という実感が、他の障がいのある方々のモチベーションにもつながったとのことです。
アートから始まった新しい雇用のかたち。
「アート」→「施設外就労」→「ショートタイムワーク」→「ウェルビーイング」→「雇用」
この流れを地域のエコシステムとして発展させ、地方創生につなげられたらと妄想中。