今年に入って引き続き、短時間からでも働ける障がい者就労を考えるプロジェクトミーティングが行われました。
短時間しか働けない障がい者は、企業側にとって労働カウントされないことから、障がい者が地域社会で働くことの壁になっていました。
しかし、企業が雇用という形態にとらわれず、人手で困っている分野や頼みたい時間だけ手伝ってほしいといったニーズに対して、障がい者の労働力をマッチングできれば双方にメリットがあります。
私たちが思う大切なことは、企業の雇用率を上げるのではなく、障がい者が地域社会で働く機会を増やしていくことであると考えます。
このような考え方で、3年間地域と連携しながら取り組んだ結果、今現在月間2100時間のマッチングを創出しています。
労働換算にすると、障がい者を17人雇っていることになります。
(※週30時間×4週=1人当たり月120時間)
この数字は自社だけで一生懸命取り組んでも到底無理な話です。小規模事業所では1人雇うのでも精一杯です。
しかし、地域で連携して『企業の労働力不足と短時間なら働ける障がい者』マッチングしたならば
このような成果が生まれてきます。
今までは、自社の情報発信だけでマッチングを行ってきましたが、今後は地域の隅々まで情報が届くように、多様なプレイヤーと協働して事業を進めていくことが有効であると考えるようになり、自社事業から切り離し、一般社団化を目指すことにしました。
今回は定款の確認や組織構成、マッチングシステムなど細部まで話し合いがされました。
自社だけの働き方改革ではなく、新潟全体の働き方改革!は5月リリースを予定しています。
(※今回のパンデミックの状況によりリリースが遅れる場合もあります。)